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2009年 09月 21日
(9月8~10日) 太宰治=紀行文・小説「津軽」の旅を旅する。 (走れメロス「斜陽館」編) (9月8日) 11:02上野発~八戸~青森~弘前~五所川原17:38着(泊)。 途中、新幹線「新青森駅」(工事中)の概要が見られた。 来年秋にはここまで伸びるから、弘前や函館が少し近くなる。 八戸から新青森まではトンネルだけか? 速く移動できるだけの話で旅情なんてマルデないのが新幹線。 弘前までに珍しい名前の駅がある。(在来線) 大釈迦(だいしゃか)、撫牛子(ないじょうし)。 立佞武多を復活させるべく電柱を地下に埋めたという五所川原駅前通りは、今は閑散だが広々すっきりした佇まいである。 風があって寒い。 (9月9日) 岩木山は頂上付近に雲がかかって全容は見えない。 「走れメロス」号(津軽鉄道)の乗る。 季節によって風鈴列車、ストーブ列車とあるらしく今は鈴虫列車、ほんとに鈴虫がリンリンと鳴いていた。 津軽五所川原9:35発~金木9:59着。 大半の客がここで降りる。 まずは太宰の生家・斜陽館へ。(太宰治=本名・津島修治) その後経営悪化にともない平成8年金木町(旧)が買い取り、平成10年から太宰治記念館「斜陽館」としてオープンした。 写真で見てきた限りでは3階建ての古ぼけた屋敷という印象を抱いていた。 実際に訪れて中に入ってみると、けたはずれの豪邸であることが分かる。 雲祥寺に行く。 小説「津軽」に出てくる鉄輪がありクルクル廻してみた。 チリンチリンといい音がする。 ゲーム機やおもちゃのない時代、これを飽きずに廻して遊んでいたというのもうなずける。 乳母タケと見た地獄絵もこの寺にある。 雨が降ってきたので三味線会館に逃げ込む。 実演が11時から始まっており、最後の10分ほど聞いた。 向かいの物産館でソバを食らいリンゴを1個買って食う。 津島家新屋敷を眺めて金木駅に戻る。 13:04発でひと駅先の芦野公園下車。 仕方なく近くの土産店で珈琲を飲む。意外とまずくはなかった。 雨はあがったので芦野公園を歩いてみる。 珍しい機関車があるわいと近づいてみたら、森林鉄道で活躍していた機関車、後ろに丸太を載せた車両、その後ろは・・・と近付いてみると、どうも変だ。 東奥日報のカメラが写真を撮っている。焼け焦げているのだ。 客車がつながっているのだが今日の早朝に焼けたそうで、放火らしい。 近くの桜の木も半分焦げている。 かつてヒバなどを搬出して活躍していた森林鉄道の機関車・車両を記念として展示していたもの。 さて駅に戻るかと思いつつ歩いていると金木小学校にきた。 三方の煉瓦塀に太宰の作品名が年代順にずらりと表示(プレートにはめ込み)されていて圧巻なり。オイラの生まれた昭和15年には「走れメロス」などがある。 しばらく進むと先ほどの雲祥寺に出た。 金木駅に戻って14:41発で終点の津軽中里まで行く。 駅前は閑散、それこそ何もない。 ここから小泊行きバスが出るが一日2,3本だったかなあ。 20分ほど待って折り返し15:21発で津軽五所川原16:07着。 立佞武多の館に入って4階から一巡後、宿に戻った。 (9月10日) 大館から花輪線経由盛岡に出て新幹線で帰ってきた。 次回は蟹田、竜飛岬に行かねばならない。
by yamanteg
| 2009-09-21 20:49
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