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2009年 05月 12日
温泉マッチは神白温泉:国元屋
今回は神白(かじろ)温泉のマッチ 神白温泉は神白「かじろ」という珍しい地名の所にある。 小名浜の奥座敷、三方を小高い山々に囲まれた地にある一軒宿。 (福島県いわき市) 1988年11月のこと。 常磐自動車道で五浦(いずら)海岸などを経由し小名浜まで来た。 初冬の夕暮れは早い。4時過ぎ小雨、あたりは真っ暗闇になった。 予約していた神白温泉・国元屋(くにもとや)に向かう途中、道に迷ってしまう。 人通りはなく民家や酒屋などで道を聞くこと10回あまり、ようやく道端に看板を見つけた。 ここが宿への入口かと田んぼ道を進んで行ったら民家に入ってしまい行き止まり。 引き返そうとバックし始めたら車がジワーっと傾き、大きな溝にはまり込んだ。 暗くて後ろが見えなかった。 抜け出そうとアクセルを踏むが、もがくほどにドンドン落ちていく。 ほぼ45度斜めに傾いた。 いくら4輪駆動(当時スバル・レオーネ)でもヤバイとあきらめ電話をかけるために外に這い出る。 (注:当時はカーナビも携帯電話もない時代) あぜ道の向こうに運よく消防署(消防団の建物)がある。中で消防団の打ち上げか、10人くらいの人が酒盛りをやっていた。 事情を話したら国元屋の主人も加わっていて、総勢が出てきて消防車を動かし始める。 傾いた車のそばまで来ると、「おっ、スバルか」と言いながらクレーンかチェーンで車を溝から引っ張り上げてくれた。 「ほら、宿の看板が悪いんだよ」などと宿の主人に冗談を言っている。 看板を見て真っすぐ行けばよかったのだが、暗いしあせっていてあぜ道に入り込んでしまったわけだ。 ホッとしたなあ。 お礼を言って宿に着いたとき、7時をまわっていた。 宿の女将さんは、「キツネに騙されたかと思ってましたよ」と言いながら食事を運んでくれた。 翌朝、昨夜のお礼にとお酒2本買ってきたが消防署は無人。 宿の主人も昨夜あの中にいたわけなので、宿に届けておいた。 消防団の忘年会のときにでも飲んでください、と。 (教訓:秋は目的地に4時まで到着すべし。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あの時の(20年前の)「国元屋」はどうなってるかな、と検索してみた。 当時高校生だった娘さんが婿さんをむかえたようで、代が変わって健在であることが分かった。 歴史ある玄関は昔のままの姿を残していて好ましく思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「いい旅夢気分!」の撮影が国元屋で行われました。 今回の旅人は、「滝田 栄」さんと「野々村 真」さんです。 (2008年12月放送) 神白温泉「国元屋」のホームページ ←こちら (http://kunimotoya.net/)
by yamanteg
| 2009-05-12 11:28
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