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2008年 01月 29日
ブログ仲間、といっては失礼かも知れないが、時々コメントを書きあっている人が、ブログの内容をまとめて出版した。
『「懲役」と「担当さん」の365日』 刑務所心理職員の見た異次元世界。 (文芸社) 刑務所シリーズに初めてコメントしたのが吾輩だった、というのがきっかけで、時々我が「手賀沼便り」も覗いてくださるようになった。 ブログを拝見するなかで、これは本になりそうな予感がする、とコメントをつけたことがあった。 経験に基づいた理論的、学術的な語り口は、面白く読み進むうちにフト考えさせられ示唆に富むものが多い。 本にまとめて然るべき内容だと感じていたものが実際に本になったので、我がことのようにうれしく思い早速購入した次第である。 本書は犯罪心理学や刑法、少年法等々に照らし、表に出るニュースの裏側にある家庭や社会の姿をえぐりだそうとする。 刑務所の塀の外から塀の中へ、職務として通う心理専門刑務官職員の奮闘ぶりをいきいきと描いて面白い。 新聞、テレビのニュースというヤツは、事件・犯罪の表面的な事実しか伝えない、ことが多い。 少年の犯罪、大人の犯罪、おびただしい犯罪をニュースで見て、けしからんと思うだけで終わり忘れてしまうのが日常である。 その裏にあるものを知ってこそ、ニュースが立体的に見えてくるというものだろう。 隣りのまじめそうな少年が突然とんでもない事件を引き起こす。 立派な紳士があくどいことをしでかして捕まり裁判で塀の中に。 同じ人間が何度も塀の中に戻ってくるのはなぜか。 この本を読むとニュースの裏にある本質を考える癖がつくようになる。 なお、著者は大学の法学部で講師を務める。 実践的理論家である。
by yamanteg
| 2008-01-29 17:03
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