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2007年 01月 25日
「武士の一分」。
一分(いちぶん)とは人間として、己(おのれ)の信念として、どうしても譲ることの出来ない一線、とでもいうニュアンスだろうか。 原作は読んでいないが、すごい映画だった。 前半は静暗単調だが、後半から一転、息をもつかせぬ展開となる。 毒見役という単調な職務遂行の過程で失明する主人公。 「お役御免となるべきところを救ってやった」とでっちあげ騙して恩を売り妻を手篭めにした男、に復讐する。 目が見えない主人公、死を覚悟して果たしあいに臨むことを決意する。死を覚悟すれば怖いものなし。 師匠に「なぜ命を懸けるのか」と問われ「分りません。武士の一分としか申し様がありません。」と。 心にやましいものをもち、なお生き延びたいと未練をもつ者には心にスキがある、そこを突くのだ、と師匠は助言する。 真剣勝負で相手の腕を切り落とす。 付き添いに「最期のとどめをさしますか」と問われ、それには及ばぬと決闘場を去る。 命助かった仇相手、後日切腹する最期に及びかろうじて武士の一分を守ったことが、せめてもの救いになっている。 結末のどんでん返しが秀逸なり。 藤沢周平氏、亡くなってもなお多くのファンをもつ。 我輩ももっと読み込まなくちゃ。
by yamanteg
| 2007-01-25 10:58
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