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2012年 03月 17日
「時刻表2万キロ」角川文庫(宮脇俊三)を読んだ。
「昭和50年の正月休みに南九州で国鉄(現JR)路線乗車1万8千キロを超え、残存区間が2千7百キロになったころには、全線完乗を目指そうと心に決めていた。」 著者が昭和52年12月11日気仙沼線開通日に合わせて乗り全線完乗にいたるまでの記録(紀行文)である。 残存区間2千7百キロは主としてローカル線であるから、効率が悪い。 北海道や九州の支線に乗るために夜行列車や飛行機、船やバス、タクシーを使うことにもなる。 誰に頼まれたわけでもない。時刻表への執着、国鉄全線完乗という自分の執着のために、乗るのである。 出版社勤務の傍ら、もっぱら土日と有給休暇を使ってひたすら乗り続けるだけ、観光の記述は滅多にない。我々一般人にはモッタイとさえ思う。 金曜の夜発、月曜朝帰着して出社ということもある。 「足尾線を最後に、私はどこへも行かなくなった。・・・・・・・」 ところが、「・・・・・秋になって、気仙沼線がいよいよ12月11日に開通するという嬉しいニュースが入ってきた。」 というわけで、気仙沼線開通日の乗車をもって国鉄全線完乗が終わるのである。 その気仙沼線も1年前の大震災でズタズタになり復旧のメドはたっていない。 もちろん著者(故人)はこれを知るよしもない。 気仙沼線や三陸鉄道などの復旧はいつのことだろうか、あるいはソモソモ復旧できるのだろうか。 吾輩も早く旅に出れる、モトイ、出られる身に、なりたい。 そして気仙沼線や三陸鉄道に再び乗ってみたいものだ。 いずれにせよ旅に出たつもり、誌上の旅を堪能できる一冊であった。 ありし日の気仙沼駅前(2009年4月)。
by yamanteg
| 2012-03-17 20:21
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