カテゴリ
全体 ★手賀沼風景 ★徒然グチャグチャ日誌 ★風来坊紀行 ★あの店のマッチ箱 ★東葛地域の地理歴史 ★奈良・大和路・京の旅 ★鎮守の森 ★1丁目1番地 ★スイスの山と鉄道2011 ★スイスの山と鉄道2010 ★北イタリア紀行 ★わが日本50銘山 ★ゴミ投資日誌 駅弁 以前の記事
タグ
旅(90)
こんなの発見(87) 自然(81) 鉄道の旅(49) どうでもいいこと(49) 神社・寺院(25) マッチ箱いろいろ(22) 駅弁(21) 中華独裁(19) 株式(16) ジャズ喫茶・バー(11) グルメ(11) 右翼にあらず(11) パソコン(10) 浅し貧文(10) ツバメ(8) 講演会(8) 音楽(6) 水泳(6) 北朝鮮による拉致問題(4) フォロー中のブログ
わが山旅四十年 ☆★☆株が仕事になりまし... 漫ろ歩きの小道 自給自足生活 地球と宇宙の画像 惑星テ... お気楽っ!Kan★Sai通信 なかちゃんワールド 山野草みて歩き 断想 花と自然の散歩道 かすがい NEW YORK KAZ... 記憶のかけら、今だから・・・ Tomの一人旅~気のむく... dezire_photo... 最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2004年 12月 05日
(11月7日)
小運河を渡る橋をいくつか通って、ベネチアン・グラスの工房へ。ガラス職人、一人前になるのに25年かかる、という。実演では見る間に馬の人形が出来上がってゆく。手品師のようだ。匠の技を大事にする、代々これを受け継ぐ。貴重なことだ。 サンマルコ広場。9時前。 この広場はヴェネツィア島の中心、広すぎて全体はカメラに納まらない。 水びたしになって長靴で木道を歩く観光客の姿をときどきTVなどで見る。 今年は、というか今回は、異常気象のせいか、水びたしは経験できなかったが。 朝9時、3つの旗の掲揚光景に出会う。イタリアの国旗、かつてのヴェネツィア共和国の旗、EUの旗の3つだそうだ。 教会の鐘の音が澄みきった青空に鳴り響き、旅情は高まる。そのうちやたら鳴るようになると、うるさく感じたりする。3時間に一回くらいがよろしかろうに。 サンマルコ広場に立つと、正面にサンマルコ寺院、左に時計塔、右に大鐘楼がそびえる。威容なる光景だ。サンマルコ寺院の右手にドゥカーレ宮殿が連なる。それにしてもおびただしい人の群れとハトの群れ。スリの群れも大活躍だろう。 この広場でカプチーノを飲む。2人で16ユーロほど、場所代が高いのだろう。 20ユーロ出したら、一瞬のうちに5ユーロを目の前に突き返してきた。 あれ、20ユーロ出したはずなのになあ、とカミさんとブツブツ言っていたら、 「コイン、チップ」という。コイン2ユーロを出したら、OKだった。まさに手品師の技であった。 サンマルコ寺院。 9世紀に建設され、以後たびたび改築され、ロマネスク、ビザンチン、ゴシックなど、さまざまな様式が加えられて現在にいたっている由。金箔の装飾や堂内の黄金に輝く天井モザイク画も見事。 ドゥカーレ宮殿。 9世紀、ヴェニツィア共和国の総督の邸宅兼政庁として建設された。14,15世紀にかけてヴェネツィア・ゴシック様式に改築された、という。大評議会の間、元老院の間など、装飾も荘厳で、絵画も多く飾られている。裁判法廷に続くその向こうは、嘆きの橋(ため息の橋)。 この橋を渡ると、再び戻れない死刑囚の牢獄というわけである。我々はこの橋を渡り牢獄を見て、再び戻ってきたが。 ゴンドラクルーズ (11:20~12:00ごろ) ベネツィアに来たからには、一度はゴンドラに乗らずばなるまい。 狭い水路を巧みに櫓をあやつりながら静かに巡る。ゴンドラ一艘(6,7人乗りか)2000万円ほどという。高級車4,5台分だ。狭い運河でも、ぶつけることはまずないそうだ。代々にわたり大事に使う。
by yamanteg
| 2004-12-05 11:43
| ★北イタリア紀行
|
ファン申請 |
||