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2011年 02月 22日
醤油の街、野田市散策とキッコーマンの工場見学。
旅のブログ「趣味人倶楽部」のオフ会なるものに参加した。(2月19日) まずは、キッコーマンの茂木本家美術館MOMOA。 " MOGI-HONKE MUSEUM OF ART” 外観のデザインはシンプルだがぜいたくな空間である。 外壁に屋根瓦を使っているのがユニーク、抜群の耐久性とデザインが調和している。 展示絵は少ないが一級品ばかり。 横山大観、梅原龍三郎、絹谷幸二、東山魁夷、中島千波、片岡球子、横山大観、小倉遊亀・・・・などなど。 どうだ参ったか。 このほか、入れ替え制の展示室は『江戸の粋・摺物』展~3月27日(日)まで。 街中をぶらついていると目につくのが、うなぎ屋、せんべい屋と神社仏閣。 愛宕神社などは随分と広大な境内である。 愛宕(あたご)は愛児からの由来という。 黒塀もあちこちに見られる。煉瓦塀もいいなあ。 喜久屋という老舗のお菓子屋に寄った。 明治天皇に献上していたのだろう、宮内省(当時)御用達とある。 醤油羊羹なるものを買ってみた。 帰って食べてみたら、生まれて初めて味わう逸品の味だった。 お酒類のつまみにもいけそうだ。 「もの知りしょうゆ館」を見学。(2時からのグループ) 醤油の醸造工程を見学し、醤油のお土産をもらい、3種の醤油を豆腐で味見した。 有名な産業デザイナー栄久庵氏になる漏れない醤油差し。 我が実家は吾輩が生まれる以前から醤油の醸造を主たる生業としていた。 (太平洋戦争後、醤油が自由販売となって大手にたちゆかなくなり10数年後に廃業した。) よって醤油醸造の工程は断片ながらすべて記憶の中にある。 大きな釜で大豆を煮る、小麦を炒る、醤油麹をつくる。 半年ほどで出来るモロミ(諸味)はでっかい樽の中だ。 中を見るには梯子を使って登らねばならない。 モロミを絞る、生醤油をデッカイ釜で煮る。瓶詰めをする。 すべての工程を小学生のころから見ていたばかりでなく、オマケにアータ、醸造工程から配達にいたるまでの労働をタダで手伝わされたんだぞ。 まあ、当時そんなのは当たり前だのクラッカーであった。 その代わり当時の田舎では珍しく大学まで行かせてもらえたわけだけど・・・・・。 ほかの子供だって田植え、稲刈りなどの手伝いを当たり前のようにしていた(はずだ。) 大なべで煮えたばかりの大豆は格好のオヤツにもなった。 砂糖をまぶすとさらに贅沢になる。 蒸し暑い室(ムロ)で育てる麹も食うと香ばしい味だった。 キッコーマン工場の工程で昔の我が家と違うのは人手から機械化し大型になったことだろう。 原料の大豆がアメリカ産、小麦はカナダ産という違いも時代を映している。 昔は国産しかなかった。 塩は小名浜産だそうで意外だった。 近くの町でありながら、こうして半日散策してみると新しい発見があり面白い経験であった。
by yamanteg
| 2011-02-22 10:59
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